京染呉服、手染、呉服店山加希

 
京呉服の山加希
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中振袖(ちゅうふりそで)
未婚の女性が一番輝いているときにお召しになれるように、地色は若々しい明るい丹色(にいろ)に染め、琳派系の水をあしらい、鴛鴦(おしどり)も華やかに沢山の刺繍をほどこしてあります。今から約40年位前の作品で、職人さんの勢いが感じられる商品に仕上がっていると思います。
中振袖(ちゅうふりそで)
無名)職人
京染め(手染め・日本刺繍)
丹色(にいろ)地琳派水に鴛鴦(おしどり)
素材
正絹(綸子菱形地紋)


振袖の話
未婚の女性の第一礼装である振袖には、大きく分けて3種類、つまり本振袖、中振袖、小振袖があります。
現在では、中振袖が主流になってきているようです。
未婚の女性が、お召しになるきものの中で一番華やかにまた豪華さも持ち合わせているきものです。袖の長さによって種類を分けているわけですが、長い袖のために動きにくいために普段は小振袖を、なにかの行事や式典など人の集まるときには、袖の長い中振り以上の着物を着たようです。袖が長いために、動作がしとやかに見えたり、可愛らしくも見えるのです。
それでは何故動きにくい長い袖のきものをきるのかというと、それにはある理由があるのです。その長い袖には先祖の魂が宿っていて、未婚の女性を守ってくれているのだということと、その女性がまだ一人でよい相手を探していますよと袖を振りながら教えているという意味もあるのです。
だから、結婚をすると袖をつめる、或いは袖を切ったりしたものなのです。つまりその意味は、嫁いだのだからもう私を守ってくれるのは旦那さま貴方しかいませんよということなのです。先月の留袖の「留める」という字からのから見ても既婚の女性の着物の袖の長さが短いのはただ単に短いのではないのがおわかりになると思います。
でも現在、きものの世界にも洋服のデザイナーの人たちが参入してきて本来の模様づけがまったく無視され、袖を短くするとデザインが壊れてしまうファッション性を重視した作り方になっているのはとても残念に思っているのですが、それも消費者の選択ですので。
でも本来の振袖の作り方からいけば、袖を短くしたら、訪問着になり、結婚後もお召しになれるものなのです。という理由から、私はできることならば、流行のない古典的な模様のついている振袖をお勧めしたいと思っております。もっと言うなら、若い方はどんなに地味な色目のお着物もちゃんと着こなす肌つやを持っていますが、逆に言わせてもらえれば、今しか着れない華やかない地色の振袖を選ばれたらいいなとも思います。40代・50代になったときには派手で着れない、つまりは若いときにしか選ぶことができない色目があるのです。そこが洋服と大きく違うことなんだと思います。
自分を大切に、華やかに自分を演出できますよう楽しんで選ばれたらいいですね。




 
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